調べた直後の資料が1ヶ月古かった。LINEスタンプの最低価格は120円ではなく190円
本記事にはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。
副業の実験として、LINEスタンプを企画から販売開始まで一人で完走した。2026年8月2日に申請して、8月4日に審査通過。中2日、リジェクトはゼロ。提出したのは画像10枚(スタンプ8枚+メイン画像+タブ画像)、ZIPで575KBだった。
工程としては順調だったのに、販売ページを開いた瞬間に想定と違うものが目に入った。価格だ。120円で出すつもりが、190円になっていた。
きっかけ
スタンプを作る前に、販売の仕組みはひととおり調べてあった。審査の流れ、必要な画像の枚数と形式、価格の選択肢。価格の一覧も手元の資料にまとめて、いちばん安い120円で出すと決めていた。安く始めて、まず売れるかどうかを見る実験のつもりだった。
その資料をまとめたのは8月2日。申請した当日で、「調べたばかり」の状態だった。
起きたこと
審査通過後、販売ページの価格表示は190円だった。
最初は設定ミスを疑った。管理画面を確認しても120円の選択肢がない。そこで調べ直して、原因が分かった。
原因を調べる
2026年7月1日の公式改定で、最低価格が120円から190円に上がっていた。公式のお知らせにははっきり書いてある(この記事の出典に載せた)。
つまり、私の資料が間違っていたのではなく、資料の参照元が古かった。まとめるときに参照した解説記事が、1ヶ月前の改定にまだ追いついていなかった。資料をまとめた日付は8月2日で新しいのに、中身は6月以前の情報だった。
被害は価格の想定だけでは済まないところだった。販売の告知の下書きにも「120円」と書いたままで、公開する前に気づいて直した。もし気づかず出していたら、実際の価格と違う告知を自分で流すところだった。
分かったこと
事実は単純で、「調べた日が新しくても、情報が新しいとは限らない」ということ。
もう少し分解するとこうなる。
- 二次情報(解説記事)は、書かれた時点の情報で止まる。更新日が表示されていても、価格のような細部まで追随しているとは限らない
- 「最近調べたから大丈夫」という感覚は、参照元の鮮度を何も保証しない
- 変更は公式の告知ページに一番早く、一番正確に出る。今回も公式のお知らせには書いてあった
ちなみに販売の実数も書いておくと、分配は1個あたり約66円(35%)で、送金下限の1,000円に届くには16個売る必要がある。販売開始時点(8月4日)の売上は0個・0円。ここから何個売れるかも、そのまま記録していく。
次からどうするか
ルールを1つ足した。価格・料金・仕様のような変動する重要情報は、着手の直前に公式の一次情報で再確認する。 調査の段階で二次情報を使うのは効率のために構わないが、その数字を前提に動き出す前に、公式で裏を取る工程を挟む。
今回は事前調査を信頼して、その再確認を飛ばした。飛ばしても大抵は問題にならないから飛ばすのだが、価格のように「間違えたまま外へ出すと信用に関わる」情報ほど、確認コストは数分で済む。
同じことをする人へのポイント
- 解説記事で全体像をつかみ、数字だけは公式で確認する、という二段構えにする
- 自分の資料に「参照した日」だけでなく「参照元が公式か二次か」を残しておくと、あとで疑う場所が分かる
- 告知文・設定値など、その数字を書き写した先も一緒に直す。私は告知の下書きに古い価格が残っていた
- 審査などの工程実績(中2日・リジェクト0 など)は、次の実験の見積もりに使えるので日付ごと記録しておく
このスタンプの制作では、画像を編集するアプリも自分で作っている。そのアプリの機能追加をAIに丸ごと任せたら別の落とし穴があった話は、次の記事に書いた。
この記事は、運営者自身の実践記録に基づいています。
出典
- LINE Creators Market - LINEスタンプ・絵文字の一部商品価格改定に関するお知らせ(2026-08-04 閲覧)